恋慕渇仰

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本屋さんにぷらっと入って「背表紙がきれい」、となんとなく本棚から取り出しました。新刊本。大型本や美術書のところ。「緒形 拳」という文字が目と頭で結びつかない。お、あの俳優の。しばらく立ち読み。

学生の頃、「東山魁夷」の個展を観に行ったら大きな絵のなかに小さな滝。いいなぁ、と見とれてると、滝の音がする。ちょっと気持ちワル。やっぱり聞こえるような気がする。翌日観にいってもそれだけは聞こえる。
それが唯一の珍しい経験。

この「恋慕渇仰」は書の本でした。その中に「雪月花」があった。
よかった。
見てるだけで、雪が降るとこや月の光、桜の花がリアルに想像。滝の絵とおんなじ。
ほんとによかった。
買って帰る。そしたら書道がしたくなりました。単純。
慎重な私は、いやいや本にうかれている。1週間この気持ちが続いたらどうにかしてみよう。
続いてしまいました。
電話帳でえいやっ!とイメージで1件選び問い合わせの電話する。
「まずは教室をご覧あそばせ」と上品な声。
その教室が今に至っています。
1993年の本。氏は5才からずっと書いてるのだそうです。
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さっき墨の準備をしててこぼす。つい、「ずさんやなぁ、甲(かぶと)の下のきりぎりす」

もとは、芭蕉の「むざんやな 甲のしたの きりぎりす」
似たような言葉が何か出てくるとすぐいじってしまう。
文学少女になれなかった雑文学少女のなれの果て。
by hi-vison_1103 | 2005-07-07 16:22 |

いろいろ兼業主婦・自営業のパパさんと二人暮しHNはクロエ・くろべ~


by hi-vison_1103